「アーク・イミルズ復活計画」で開発された量産型アーク・イミルズ四号機はARCHECORE地底遺跡で発掘された古代の巨人兵器をベースとしている。複数の巨人による兵団結成が開発目的であり、貴重なアークコアを3つに分けて、3体の巨人の機体へそれぞれはめることで意識を共有した群体を形成している。すでに多数の機体を製造済みであり、集団で作戦中は大地の怒りそのもののような姿を見せることから「マウンテンズフューリー」と呼ばれている。マウンテンズフューリーの自我は極めて単純なものであり、一般兵士が特殊な精神力を行使する必要なく戦闘を指示すことができる。ただし、臨機応変さに欠け、接近戦を得意としていないため、広範囲に攻撃可能な遠距離武器を主に配備している。主要武装としてPPs-122エネルギーキャノン砲、エネルギーアックス、コンバットナイフが搭載されている。ビークルモードでは自我を閉じ、操作方法は一般車両と同様である。外観は軍用運輸送車両GAZ-96型を正規軍用版として採用し、兵士の搭乗による突破作戦や器具の輸送などの作業が可能である。現在、ベック王国が擁する3体のマウンテンズフューリーはユグドラシル軍団が管理下に置かれ、オマール大公国に配備されている。